釧路高専で実施した令和3年度エンジュニアクラブ第3回目の模様を、釧路高専のマスコットキャラクター「クシローネ」がお知らせします。
「エンジュニアクラブ」の「エンジュニア」とは「エンジニア」と「ジュニア」を掛け合わせた造語で、ものづくりや実験を通して「科学技術」の知識を高めるクラブ活動を行っています。令和3年度からは、きゃりさぽの成果を「理系のススメ講座」としてお話しすることにしました。
クシローネです。
オリンピック、コロナまん延、猛暑と、とにかくステイホームの夏休みだったね。そんな中、エンジュニアクラブは、なんとか注意深く8月9日に活動しました。
【理系のススメ講座】学歴と給料の違いを見てもらったよ。大学卒業してすぐの給料、高校卒業してすぐの給料っていったいどれくらいなのかな?そして、みんなのお父さんやお母さんの年齢になったら、給料はどれくらいになるのかな?グラフを読み取っていくお話だったね。
それにしても、給料は、文系と理系とでも差があるんだね。
【理数講座】先月作ったロウソクを使っての実験だ。1861年(ちょうど160年前)に出版されたファラデーの『ロウソクの科学』をベースにした内容だって。
最初に、マッチをつける練習をしたね。しかもボックスマッチでなくブックマッチ!これをうまく点けられると、いつかどこかで自慢できるよ。
さて実験では、「ロウソクはどうやって燃えているのか?」これを確かめていくための実験で、みんな、いろいろ考えて、頭がグルグル動いていたよ。
芯の太さで炎が違う! スライドガラスが黒くなるのはなぜ?
ロウソクにコップをかぶせると……
【もの作り講座】ロウソクにちなんで、LEDロウソクも作ったよ。ブレッドボード(配線基板)に部品を差し込んで、まるでロウソクがゆらめくように黄色いLEDが点滅する回路を作ったんだ。
そして、いろいろ試しているうちに、LEDを並列に点滅させられるようになって、抵抗器が重要な役割を果たしていることがわかったね。
(詳しくは、高専に入学して学ぼう!)
ゆらめくLEDロウソクを堪能